要件整理
用途、環境、必要性能を確認します。
EDUCATION / OFFICE
USB PD対応のType-C機器を10台まとめて充電する多ポート充電器の開発例です。1ポートあたり5V/3A・9V/3A・15V/3Aの出力を想定し、端末、ケーブル、電源、設置方法を確認して構成を検討します。

PRODUCT DETAILS
特徴、仕様、製品・開発例
USB PDの「PD」とは、「Power Delivery」の略。スマートフォンやパソコンなどの機器をより速く充電するためにUSB-IFが策定した新たな充電規格のことです。
ペーパーレス会議や児童一人に1デバイスというGIGAスクール構想による、複数の端末を同時に充電できる充電器の需要やUSB PD対応のデバイスが増加し45Wのような大電力で急速充電する充電器の需要の高まりから5V/3A・9V/3A・15V/3Aの3段階の出力で10台のデバイスを同時に充電するデバイスを開発しました。
・本製品とデバイスをUSB Type-C ケーブルでつなぐことで充電できるためシンプルな配線で充電することができます。(機器ごとの専用ACアダプターが不要に)
・1ポートあたり5V/3A・9V/3A・15V/3A※の3段階の出力が可能で、スマートフォンからPCまで幅広いデバイスに対応しています。全ポート(10ポート)に15V/3A(45W)を同時に接続した際、450Wの出力に耐えうる設計となっております。
※45W(15V/3A)充電は、専用のアダプターを使用する必要があります。
※上記画像はイメージです。
Box型の充電器に加え、保管庫や機材へ組み込む用途では基板単体の構成も検討します。仕様、提供形態、対応端末、供給時期は案件ごとに確認します。
SELECTION CHECKLIST
接続台数だけでなく、端末が要求する電力と設備側の条件を確認します。
USB Type-C端子を備えていても、端末ごとに対応するUSB PDプロファイルや必要電力は異なります。端末、ケーブル、電源を一つの構成として確認します。
| 対象端末 | 端末の型番、USB PD対応状況、付属充電器の出力、必要な充電時間を確認します。 |
|---|---|
| 電圧・電流 | 5V/3A、9V/3A、15V/3Aなど、端末が要求する電圧・電流と最大電力を確認します。 |
| 同時充電台数 | 通常の接続台数、最大台数、端末を接続するタイミング、充電の運用方法を整理します。 |
| USB Type-Cケーブル | 必要電力に対応するケーブル仕様、長さ、抜き差し頻度、保管方法を確認します。 |
| 電源・放熱 | 全ポート使用時の電力、専用アダプター、コンセント容量、周囲温度、放熱条件を確認します。 |
| 設置・組み込み | 卓上、収納庫、保管庫、機材への組み込みなど、筐体、固定、ケーブル取り回しを整理します。 |
| 運用・供給 | 利用者、充電状態の確認方法、台数、希望時期、保守、必要な供給期間を確認します。 |
端末の同期も必要な場合はUSB同期充電装置USC10、電力を時間分散したい場合は輪番タップRT4Aもご覧ください。
本ページは開発内容の紹介です。45W出力には対応する端末・ケーブル・専用アダプターが必要です。現在の仕様、提供形態、対応可否は案件ごとに確認します。
PROCESS
担当者が技術条件と進行方法を整理します。
用途、環境、必要性能を確認します。
構成、外形、I/O、供給条件を提案します。
実機で機能と信頼性を確認します。
小ロットから検査・出荷まで対応します。
変更管理と保守を継続します。
FAQ
端末・ケーブル・電源の組み合わせに関する確認事項です。
いいえ。端末が対応するUSB PDプロファイル、必要電力、ケーブル、電源アダプターによって充電条件が異なります。端末の型番と付属充電器の出力を確認します。
10ポートを同時に使用する構成として開発しています。ただし、端末ごとの要求電力、ケーブル、専用アダプター、設備側の電源容量と放熱条件を確認する必要があります。
15V/3Aに対応する端末とUSB Type-Cケーブル、専用アダプターが必要です。使用する端末、ケーブル、電源構成を確認したうえで対応可否を判断します。
このページの開発例は充電用途です。複数端末の同期と充電が必要な場合は、対象端末と運用方法を確認し、USB同期充電装置USC10を含めて検討します。 USC10の仕様もご覧ください。
はい。設置スペース、固定方法、電源、放熱、ケーブル取り回し、必要台数を確認し、Box型または基板単体などの構成と対応可否を検討します。 ハードウェア受託開発もご覧ください。
CONTACT
用途、台数、設置環境、必要な接続、希望時期を分かる範囲でお知らせください。