特殊車両用車載コンピュータ
電源断保護ボードの試作開発
コンパクトフラッシュを電源断から保護するボード設計を含む試作開発が、平成24年度補正ものづくり補助金に採択された実績です。

画像は現在の組み込みボード開発例です。2013年の試作品そのものではありません。
ADOPTION RECORD
コンパクトフラッシュの電源断保護を行うボード設計
株式会社イー・エッチ・ティーの「特殊車両用車載コンピュータの試作開発(コンパクトフラッシュの電源断保護したボード設計)」が、平成24年度補正「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」の第2次公募で採択されました。
全国の採択一覧には、埼玉県の採択事業者として株式会社イー・エッチ・ティー、掲載番号1082/11210452、上記の事業名が記載されています。採択一覧は全国中小企業団体中央会の公式PDFで確認できます。
PUBLIC SCOPE
公開資料で確認できる技術テーマ
採択事実から確認できる範囲を明示し、未公開の回路仕様や性能値は補いません。
特殊車両で使用する車載コンピュータの試作開発として掲載されています。
車両内で動作するコンピュータの試作を対象とした事業です。
コンパクトフラッシュを対象にした電源断保護が事業名に明記されています。
電源断保護機能を含むボード設計として採択一覧に掲載されています。
具体的な電源回路、保持時間、蓄電部品、CPU、OS、外形、車両条件、評価結果は公開採択一覧からは確認できません。本記事では採用方式や性能値を推測していません。
CURRENT DESIGN CHECKLIST
現在の電源断対策で確認する6項目
以下は2013年の試作品仕様ではなく、現在同様のご相談を受ける際に整理する一般的な設計条件です。
入力電源
定格電圧、変動範囲、瞬停、逆接、サージ、ノイズ、電源投入・遮断条件を確認します。
電源断検出
どの電圧で異常を検出し、終了処理へ通知するか、検出から遮断までの時間を整理します。
保持時間
書き込み停止、データ退避、ファイルシステム保護、OS終了に必要な時間と電力を見積もります。
ストレージ
媒体、書き込み頻度、キャッシュ、重要データ、電源断耐性、交換・寿命管理を確認します。
復電動作
自動再起動、データ整合性確認、異常ログ、再試行、作業者への通知方法を決めます。
環境・評価
温度、振動、衝撃、電源波形、遮断タイミングを変え、想定する故障モードを試験します。
SYSTEM VIEW
電源断保護は回路だけで完結しない
保護対象のデータと復旧条件から、ハードウェア、ストレージ、OS、アプリを一つのシステムとして検討します。
突然の電源断では、書き込み中のデータだけでなく、ファイルシステム、データベース、設定情報、起動状態へ影響する場合があります。そのため、電源を一定時間保持するだけでなく、電源断の検出、書き込み停止、重要データの確定、OSまたはアプリへの通知、復電後の整合性確認まで、必要な範囲を先に定義します。
媒体がコンパクトフラッシュ、SSD、eMMCのいずれであっても、必要な対策は使用方法によって変わります。現在の設計相談では、失ってはいけないデータ、許容停止時間、復旧方法、保守体制を確認し、ハードウェアと必要に応じたソフトウェアの役割を整理します。
FAQ
車載コンピュータの電源断保護に関する質問
採択実績で確認できる内容と、現在の設計相談に関する条件を分けて回答します。
どのような試作開発が補助金に採択されましたか?
特殊車両用車載コンピュータの試作開発で、コンパクトフラッシュの電源断保護を行うボード設計です。平成24年度補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金の第2次公募採択一覧に掲載されています。
電源断保護に使った回路や部品は公開されていますか?
本記事と公開採択一覧では、具体的な保護回路、保持時間、蓄電部品、電源電圧、CPU、OSなどは確認できません。本ページでは、UPSやスーパーキャパシタなど特定の方式を採用したとは記載していません。
現在も車載・移動体向けコンピュータの電源断対策を相談できますか?
はい。入力電源、電圧変動、電源断の検出条件、必要な保持時間、ストレージ、OS、終了処理、復電動作、温度・振動などを確認し、ハードウェアとソフトウェアを含む構成を検討します。
コンパクトフラッシュ以外のSSDやeMMCでも電源断対策は必要ですか?
必要性と対策方法は、記録するデータ、書き込み頻度、ファイルシステム、ストレージの機能、OSの動作によって変わります。媒体名だけで判断せず、電源断時に失ってはいけないデータと復旧条件を整理します。
この採択実績は現在の製品仕様や車載規格への適合を保証しますか?
いいえ。2013年の採択実績は、現在の製品仕様、量産供給、特定の車載規格や認証への適合を保証するものではありません。現在の案件では、用途と要求規格を個別に確認し、必要な設計・評価範囲を決めます。
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組み込みコンピュータの設計・評価
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入力電源、ストレージ、OS、書き込み内容、許容停止時間、使用環境を分かる範囲でお知らせください。